【内向型が自分らしく生きるための考え方】2-6-2の法則

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皆さんは自分らしく生きていると思いますか?
自信を持って自分らしく生きている!と言える方は少ないのかな?と思います。
逆に自分らしさを出せない、自分らしさって何かがわからないという方は多いのではないでしょうか。

私は内向型の人ほどその傾向は強いと思っています。
その要因としてはざっくり言うと、

内向型=大人しい、社交性が無い=友達が多い、コミュニケーション能力が高い方が良いとされる世の中では内向性は良くないと捉えられる風潮がある

ことが関係していると思います。
また内向型は気にしすぎ体質でもありますので、周りから内向型=面白くない、能力が低いと思われているかも、と気にして自分らしさをますます出せないという面もあると思います。

今回のブログではそんな内向型な人が自分らしく生きるための考え方として「2-6-2」の法則をご紹介します。私自身、内向型で人の関わりに悩むことが多いのですが、この考え方を意識するようになって少し人との会話がスムーズになりました。

内向型であることに悩んでいる方に少しでも参考になれば幸いです。

2-6-2の法則とは

まずは2-6-2の法則とは何かを確認しておきましょう。

2-6-2の法則とは組織や集団におけるカテゴリーの構成比における法則です。
良く例としてあがるのがしっかり働く人、ほどほどに働く人、あまり働かない人の割合。
これが会社組織において2-6-2の割合になるというものです。

その他にこの法則は働きアリの集団でも見られると言われています。
働きアリの中でしっかり働くのは全体の2割、普通に働くのが6割、あまり働かないのが2割。そして面白いのがこの中でしっかり働く上位2割が、全体の8割の食料を集めているのだそうです。

この2-6-2の法則ですが、自分の生活においても似たようなことがあるなと思います。
例えは、仕事に気持ちが乗る日は全体の2割くらいで、6割はほどほど、残り2割はうーん、イマイチ仕事したい気分じゃないけどやらなくてはという割合になります。
※あくまで私の場合ではありますが笑

内向型こそ2-6-2の考え方を意識したい

そんな2-6-2の法則ですが、内向型の人こそこの考えを意識した方が良いと私は考えています。
私自身、内向型で人との関わり方や会話が上手にできず悩むことが多いのですが、2-6-2の法則を意識するようになり少しその悩みは軽減されたと感じています。

具体的には次のことを強く意識するようにしています。
「どうしたって2割の人は自分と考えが合わないし時に個人として私のことを悪く言う」

これはここ10年ほどの経験の中から私が強く意識するようになったことです。
私はここ10年、社内向けの企画や組織横断型で施策の実行を担当する仕事をしています。

そして社内向けにそういった仕事をするようになると私が行っていることに対して強く、やめてほしい、やり方を変えてほしいという声が聞こえるようになりました。

これが社外に向けて何か企画や施策を行っても興味がない人はスルーするだけです。
ですが社内の企画や施策は一緒に取り組んでもらう必要があるため考えが合わない方は拒否反応を明確に示します。しかも短期的には利害が一致しないことも多く(長期的には同じ目的なはずなのですが)かなり強く拒否反応を示される場合も多くあります。

反対意見などを直接言われるのも凹むのですが、この前●●さんがあなたのことボロクソに言ってたよ、なんて他の人から聞くことも多々あり人間不信になってしまいそうなほど嫌な気持ちになります。

ではその拒否反応を示した人たちの意見を尊重する形で企画や施策を行ってみるとどうなると思いますか?これが見事にまた違った2割の人が拒否反応を示すのです。
私はこの10年こういった経験をたくさんしてきました。

その積み重ねの中で私はこう思うようになりました。

どうせ誰かに合わせて企画や施策を打っても必ず誰かが拒否反応を示す。だったら自分が本当にこれだ!と思うものを実行しよう、そして拒否反応があってもそれが2割までの人であれば、それくらいは当たり前のことなので気にしないようにしよう。

こう思うようになり、少しだけ自分の考えに自身が持てるようになりましたし、何か反対意見を言われても落ち着いて必要以上にそのことを気にしないようになりました。

自分の考えをハッキリと持つようになったことで、結果的に人の考えに興味もわくようになり会話の中で質問をすることが増えました。(考えは違って当たり前、どうしてそう考えたのだろうと聞くようになった)

そうすると会話の中で、あ!そういうことかという瞬間が生まれる、だから会話でのリアクションが自然に出来る、結果として会話がスムーズになる、そんな良いサイクルになりつつあると感じています。

内向型はとかく人の反応を必要以上に気にする傾向があります。
また人と衝突することを好まないため、人の意見や考えに合わせてしまうところもあります。

でもこの10年で私は強く感じました。
結局、どうしたって全ての人の良いようにはできない、だったら自分が正しいと思うこと、良いと思うことをしっかりと人に伝えていこう。
人は意見や考えが違う人よりも、意見や考えがわからない人の方をより嫌うのだ。

こういった考えは内向型の人にこそ意識して欲しいと思います。
そして内向型の人が自分らしく毎日を生活をするために必要な考え方だと私は感じています。

2-6-2 自分と合う人、合う合わないがほどほどの人、合わない人

この2-6-2の法則ですが、自分と会う人、合わない人でも同じような割合だと思います。
内向型の人はすんなり友達を作ったり、数多くの友達を作ったりということが苦手です。ただこれは合う、合わないとは別で人との接触を積極的に行わないことが要因だと思います。

ですので友達の数とこの割合は別の話となりますが、10人いればおおかた2割くらいの人と私は会話が合うという感じがします。そして2割の人とは友達になるのはまずないなという感じもあります。

外向的な方は誰とでもスムーズに話が出来て友達になれるという印象があります。
ですが私が40数年。様々な人間関係を見て来て気付いたことがあります。

それはどんなに友達が多い外向型な人でも2割程度、あまり好意的に思っていない人がいるということです。

会社組織に長くいると様々な人の評価を耳にします。
その中には、誰とでもスムーズに会話をし、いわゆる友達が多いタイプに見える人でも
・あの人いつも話しかけてくれて嬉しいけどこっちのペースで話ができないから苦手
・アドバイスはたくさんもらうけどこちらの悩みをあまり真の意味で理解してくれない

といったことを言う人は必ずいます。
基本的にどんな人であっても2割の人とは合わない、ただ外向的な人は6割のどちらでも無い人と良い関係を築くのは上手いかなというのが私の印象です。

おわりに

今回のブログいかがだったでしょうか?
最近は内向型こそ活躍できる、といった類の情報を多く見かけますが、とは言え内向型って自分らしさを出すことこそが苦手なことなんだよ?と内向型な私はいつも思います。

そんな内向型の人がどうすれば自分らしく生活することができるか。
今回の内容はそこに行きつくための一つの参考になるのではないかと思っています。

今後も内向型が内向型らしく生きるには?そのための参考になる考えなどを綴っていきたいと思っています。

それでは今回はこの辺りで。
最後までお読みくださいありがとうございます。

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