【内向型】変わる部分、変わらない部分

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私は自他ともに認める内向型人間です。
ですが20代前半と40代中盤の現在を比べると内向型の傾向が少し薄まっているように感じます。

様々な経験を経て物事の捉え方、考え方が大きく変わったという実感はあります。
どうやらそのことが私の内向性を少し中和しているように思います。

今回のブログでは私の中で内向型から少し中間型(内向型と外向型の間)へと変わった部分と、いまだに変わらない部分とのお話を綴っていきます。

内向的な性格に悩むことが多いという方に、あ、ひょっとしたら少しは変われる部分はあるのかな?そんな感想を持ってもらえたら嬉しいです。

内向性18/20 純度の高い内向型!-20代前半の私-

まずは20代前半の頃の自分はどの程度内向的だったのか。
それを数値化してみようと「20代前半の頃の自分の心境」で「内向型人間のすごい力」という本に書かれている内向的かどうかを確認する診断テストを行ってみました。

テストはリスクを冒すタイプか、誕生日をどういった人と一緒に祝いたいか、といった設問に〇×で答えていき、〇の数が多いほど内向的である確率が高いというものです。

20代前半の私の結果は…

20問中18問が〇 = かなり純度の高い内向型(個人的解釈です) でした。

いや、そうだと思います。
今までにこのブログでも綴ってきましたが、先輩にさようならが言えず、エレベーターにスムーズに乗れずな私でしたから。20代前半当時はなかなか純度の高い内向型だったと思います。

内向性13/20 少し中間型に寄った内向型 -40代中盤の私-

続いて現在、40代中盤の私が全く同じ診断テストを受けてみました。
進めていくと先ほどの20代前半の頃と答え(〇×)が異なる質問が何問かあります。

そして全問回答した結果は…

20問中13問が〇 = 少し(外向型との)中間に寄った内向型

となりました。

以前と答えが変わったものの一例をあげると
仕事などを途中で人に見せて意見を求めるか? といった質問があります。

この質問などは以前の私だったら間違いなく人に見せない、意見を求めないの一択でした。
ところが社会人経験を積んで行くと、人に見せないことは後から取り返しのつかない失敗を起こすことがある、人に大きな迷惑をかけてしまうことがある、といったことを学びます。

そんな中から仕事術として物事を進める時は途中途中で人に確認を取るということが当たり前になってきます。

このように同じ人間でも様々な経験によって内向的であることは変わらなくても、その中で内向性の度合いは少し変化することがあるのだと思います。

なぜ内向性度合いが変わったのか?

その他にも私の中で内向性が少し中和されてきたと感じることをいくつかあげてみます。
ぱっと思いつくところで言うと、

・決断するのが苦にならなくなった、決断が早くなった
・週末はやりたいことがたくさんありそこそこ忙しい
・仕事で仲間内のメンバーの意見を多く聞きながら進め方を考える

といったことがあります。
いずれも20代前半までの私だったら真逆だったなと思うことです。

それではなぜ、私の内向性度合いが少し変わったのでしょうか。
先ほどの3つのことを例に考えてみました。

決断するのが苦にならなくなった、決断が早くなった

これは仕事で営業所長や課長、今では部門長クラスの仕事をしていることが大きいと思います。
これらの仕事は「決断すること」が仕事だったりします。日々、これはどうしましょう?お客さんがこう言っています、A案とB案で意見が割れていますが所長どうされます? みたいな投げかけをそれこそ一日中もらい続けてきました。

決断を後回しにしていたら仕事が終わらないですし、何より中途半端な決断はその先に大きなトラブルを発生させるということを経験則で学びます。

なので苦手も何もやるしかない、何より自分で決断したことで怒られたり、トラブルが起こる方が自分で選択したことだと割り切れる!という心境を仕事をする中で手に入れて、いつしか決断することが苦にならなくなりました。

内向的な人が苦手とする「決断」ではありますが、人の決断に自分の行動をゆだねていると何か問題が起きても人のせいにする、自分でコントロール出来ないことに気分を害する、結果疲れてしまう。

そういった流れになりがちですので、自分を疲れさせないためにも自分で決断する!ことにチャレンジして決断に慣れるというのはお勧めです。

週末はやりたいことがたくさんありそこそこ忙しい

これは何より目標を真の意味で持つようになったことが大きいと思います。
学生時代から私は目標と計画を立てるのは得意でした。ただ目標は立てて終わり、綿密な計画を立てて満足といった傾向が強く、目標を達成する!という気概が欠如していました。

ところが20代後半頃から自分の人生このままじゃまずいかも…と思うようになり、ある本を読んだことを一番のきっかけとして、目標に向けて具体的にやるべきことを実行することを強く意識するようになりました。

それからかれこれ20年弱。この間に目標を立て、そこに向かって具体的に行動すれば目標をその通りに達成することもあれば、達成せずとも自分の成長には繋がるということを何度も経験してきた私は、何事も目標を立てて具体的行動を起こすというのが自分の当たり前になってきました。

こうなると仕事においてもプライベートにおいても様々な目標と実行計画が生まれます。結果として休みの日にもあれをしたい、これをしておかなきゃ、とやりたいことでそこそこ忙しいというのが今の状態です。

ちなみに最近では、ブログを書きたい、本も読みたい、マーケティングの勉強したい(仕事関連)、少しだけ仕事を進めておきたい、子供と遊びたい、料理をしたい(買い物も)、ギターの練習をしたい、散歩したい、ドライブしたい、などを週末にやろうと思いそれなりに忙しくしています。

仕事で仲間内のメンバーの意見を多く聞きながら進め方を考える

こちらは成果や結果に目を向けるようになり、そのための手段として行うようになったように思います。そうなった経緯として一番大きいのは私が営業をしていたということです。

言わずもがなですが、内向型な人は基本的には営業に向いていません。(最近は内向型こそ営業で成果が出るといった話も散見しますが、そのことはまたの機会に触れたいと思います)

にもかかわらず20代を営業として過ごした私は何かしら自分なりの方法で成果をあげようと考えました。その中で成果につながりやすいと感じたのが仲間内のメンバーの意見を多く聞くということでした。

社会人となり、先ほどお話したように目標を持ちそこに向かって実行するということを強く意識するようになった私の中で「目標達成のためには苦手だけど、仲間内くらいには意見を聞くという努力をしよう」と心掛けた時期が20代後半にありました。

それを続けるうちに「人に意見を広く聞いた方がアイデアも膨らむし、自分の気付けなかったことにも気付けるし良いことしかない」と感じるようになり、その積み重ねから今ではそうすることが当たり前となってきています。

終わりに

今回のブログはいかがだったでしょうか?
内向型と一言で言っても、診断テストで内向性がかなり強いと診断される人もいれば、内向性が強いけれど外向型との中間寄りという人もいます。

また私のようにある時点までは内向性がかなり強かったけれど、年齢を重ねていく中で少しその度合いが薄れた、という人もいると思います。

何が正解ということはありません。
ですが内向型であるがゆえに何かと悩みストレスを感じることが多いという方に、今回のブログを通じて「ひょっとして全部は無理でも少し変われる部分もあるのかな?」と思ってもらえたら嬉しいです。

それでは今回はこの辺りで。
最後までお読みくださりありがとうございます。


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