内向型人間に追い風が吹く?ネット社会のコミュニケーション

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皆さんは対面や電話で誰かと会話をするのとメールやチャットなどネット環境を介して誰かと会話をするのと、どちらが抵抗なくスムーズに行えますか?

私は圧倒的にメールやチャットなどを通じての方が抵抗が少なく、比較的スムーズに人と会話が出来るなと思っています。

そして内向型を大いに自覚している私は、仕事の進め方の中に目一杯メールやチャットを活用することを意識しています。そのことにより若い頃に比べ人と会ったり電話をする時、スムーズに会話が行えるようにもなっています。

今回はネット社会は内向型人間に追い風なのではないか?そんなテーマでブログを綴っていきたいと思います。このブログを通じて、なるほどメール、チャットの活用で内向型な人が苦手な対面や電話での会話のストレスを軽減することも出来るのか。そんな感想を持っていただけたら嬉しいです。

メール、チャットでの会話はスムーズな内向型

内向型な人は、人と会話をするまでに多くの時間を要してしまいがちです。

今話しかけても良いかな?話題は何が失礼でなくかつ盛り上がるだろうか?そもそも私なんかが話しかけて良いのだろうか、迷惑ではないだろうか?もっと他の人と会話を楽しみたいのに邪魔をされたと思わないだろうか?

などなどなどなど。
そんなに考え込まなくても大丈夫だよ!と内向型で無い方からはアドバイスをいただきそうですが、どうしても内向型の人はこういったあれこれを頭の中で考えてしまい

・話しかけるタイミングを失う
・話しかけやすいタイミングが過ぎた後に話しかけてしまいどうも間が悪い
・話しかけた時の緊張感が相手に伝わり空気が重くなる

といった状況を日常茶飯事で巻き起こしてしまいます。
そしてそのことについてもああすれば良かったかな、など再び考え込むといったループまで発生させます。

ところが私はメールやチャットだと比較的、人とスムーズに会話ができます。
(あくまで対面や電話と比べての比較ではありますが)
事前にメールやチャットのやり取りを行ってからリアルに顔を合わせた方からは、文章面白くてメールのやり取り楽しかったです、なんてことを言ってもらえることもあります。

こんな風に先方から話しかけていただくと内向的な私でも人との会話への緊張感がやわらぎ、比較的スムーズに会話ができます。

どうやら内向的な私のコミュニケーション術としては
 
 × まずは直接会って話をしてみる
 〇 可能であれば事前にメール、チャットで少しでもコミュニケーションを取っておく

といったことが言えるようです。

内向型がメール、チャットを積極利用した方が良い理由【内向型的考察】

ではなぜメール、チャットだと内向型な私でも比較的スムーズに人と会話が出来るのでしょうか。
自分なりにその理由を考えてみました。

【メール、チャットだとスムーズに会話ができる理由】

1.相手の都合をある程度考えずに連絡をすることが出来る
2.どんな内容にするか考える時間がある
3.周りの目を気にせず会話をすることができる

ここからそれぞれを詳しく深掘りしてみます。

1.相手の都合をある程度考えずに連絡をすることが出来る

内向型の私は相手の都合というのをかなり気にする傾向にあります。話しかけて良いのか?なんとなく今は他のことに集中しているかな、他の人と会話をしている途中だろうか?まだ会話は続いているのか?そもそも今のタイミングで先方は私と話をしたいのだろうか?

と相手にとって私が話しかけても良いタイミングというのをかなり気にします。
結果的に人に話しかけるという一つの行動ですごく気を使い疲れます。

ところがメールやチャットだと相手の方がその内容を確認する、または返信するという時間を選択することが出来ます。そう思うとかなり肩の力を抜いた状態で文章を打ち連絡することが出来ます。

2.どんな内容にするか考える時間がある

1の場合とほぼ同じですが、内向型な私は会話をする際の話題や相手の方へのリアクションについてもかなり考え込みます。こんな話題失礼じゃないだろうか?興味ない話題かもしれない、といったことやあまり知らない話題を振られたらどうリアクション取ろう、といったことなど。

それはそれは、相手の方との会話をあれこれとシミュレーションして、結果なんだか気が重くなって、話しかけるのが怖くなって、といったことが起こります。

ところがメールやチャットですと、何を話をするか考えをまとめてから連絡をすることができます。相手の方の情報もSNSや先方の会社のホームページ、社内の顧客データベースや同僚からの情報で何かしら仕入れて話題や挨拶文を考えることができます。

相手の方からのリアクション(返信)についても慌てず、落ち着いてこちらからの返信内容を考えることができますし、場合によっては同僚にどんな返信をしたら良いか相談することもできます。

3.周りの目を気にせず会話をすることができる

周りの目が何かしら気になる、という方は多いと思いますが内向型の人はよりその傾向が強いように思います。私自身、1対1の会話であってもすぐそばに他の人がいると「そばにいるこの人は私の話の内容を聞いてどう思うのだろうか」 といったことまで気にしてしまします。

なんでしょう。多分大して気にしてないよ!君のことなんて。と言われるときっとそうなんだと思いますが。それでも気になってしまうのが内向型な人でありまさしく私であります。

ですがメールやチャットですと、この周りの人というのが基本いません。
その分、肩の力が抜けた状態でやり取りをすることができ、結果会話もスムーズになります。


以上のようにメールやチャットは内向型が会話において気にしすぎたり、苦手としている部分をかなり補ってくれます。またメール、チャット連絡は当たり前の時代でもあります。

内向型な人こそ、人とのコミュニケーションにメール、チャットを積極的に利用した方が良いと私は考えています。

内向型のメール、チャット活用術

そんなわけで対面や電話よりメール、チャットでの会話の方がスムーズな私は仕事でこの特徴を活かすように心掛けています。

例えば社内の誰かに電話連絡をする場合。
内向型な私はこんな時でさえ、今電話しても大丈夫だろうか?電話に出たとしてもどの程度の時間なら迷惑じゃないだろうか? などなど色々と考え込みスムーズに電話が出来なかったりします。

ところが事前にこういった要件で話を伺いたいので詳細はお電話します。

この内容をチャットしておくだけで、驚くほどスムーズに電話をすることができます。
この時の私の心理としては

・少なくとも私から電話があるだろうことは先方も分かってくれている
・どんな内容で話をしたいかも分かってくれているので、電話がどの程度の時間を要するかもイメージしてくれている
・ある程度話したい内容を伝えているので、イチから電話した経緯を説明する必要が無い

といったものになっています。
そしてこの心理状態が気持ちを楽にしてくれて電話もスムーズに行えるという結果に繋がっています。

内向型の人は会話を組み立てたり、相手の反応に即座にレスポンスやリアクションを取ることが苦手です。ですので、事前にメールやチャットで何かしら伝えたいことや、自分はどういった人間か(簡単な自己紹介)を相手の方に知っておりてもらえるとリアルでの会話の負担を軽減することができます。

それが心理的に安心感を生み、スムーズな会話をサポートしてくれる、そのように思います。

内向型人間に追い風なネット社会

今回のブログいかがだったでしょうか?
私は内向型であるにも関わらず30代の頃には会社で営業所長を経験し、日々初対面の人と会話をする機会が多くありました。

そんな中で外向型の人たちが行っているコミュニケーション術を真似をして失敗したり、同じようにしているのに会話が盛り上がらない、関係性が深まらないという経験もたくさんしてきました。

自分らしく初対面や仕事関係の外部の人、はたまた同僚と会話をスムーズに進める方法は無いか。
その答えの一つが今回お話してきた「メール・チャットの活用」です。

特にネット上でのコミュニケーションも今では当たり前となってきました。
以前のように基本は対面、リアルに会うことが大事といった社会の風潮から、対面がもちろん重要だがネットを介したコミュニケーションも効率的に人と人が出会い、関係を深めるためには重要といった風潮に変わってきました。

これは内向型人間にとって追い風です!

積極的に我ら内向型一派の得意分野、メール、チャットを活用していきましょう。
そして我らが苦手な傾向にある人との会話をできる限りスムーズにしていきましょう!

もちろんこれだけが答えではありませんし、そもそもメールやチャットを送れる関係性や連絡先を知らない場合はどうするの?といったこともあると思います。
そういった様々な場面で内向型はどう自分の特徴を活かしていくか?そんなテーマも今後このブログで綴っていきたいと思います。

それでは今回はこの辺りで。
最後までお読みくださいありがとうございます。


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